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2012.03.19 Monday

大滝山と伝説

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    地図

    大滝山
    伝説を秘めた景勝地
    日下調整池の南西にある山。標高247m 日高村総合運動公園の西に登山口があります。
    大滝山は、役行者が開山したと伝えられ、石鎚山の別院で修験者の道場としても知られていいます
    高さ約30メートルの断崖の上の行者の道場跡のひろば、護摩壇岩、山姥洞窟、金太郎の力石など、伝説を秘めた巨岩、怪石、洞窟が多い。
    その他、石仏がたくさんあり、不動明王の使者である三十六童子とも、
    般若経を受持する人々を擁護する十六夜叉神の十六善神とも言われています。

    胎内くぐり
    大岩が複雑に組み合わされた自然の洞穴で「胎内くぐり」の行場があります。
    心にやましいことのある者がくぐれば大岩が崩れて押し潰されてしまうという伝承が残っています。

    伝説:山姥の洞窟と力石
    その昔、大滝山山中にある洞窟を住家とする一人の男児をつれた美しい女がいた。
    男児は「金太郎」と呼ばれ、京都の公家の血を引く童で、戦に敗れ乳母に抱かれて逃げ住
    んでいた。男児は成長し力持ちの少年となったが、乳母は「山うば」と呼ばれ誰一人近づ
    く人はいなかった。
    猿田洞の入り口に村一番の醜男だが心優しい「五郎」という青年が、自分の家の食料を持
    って度々洞窟を訪れた。金太郎は喜び、感謝の意をこめ五郎に秘蔵の短刀を与えた。それ
    から数年、五郎の洞窟通いがつづき、美しい乳母に五郎は恋心をいだく。乳母がちょっと
    した病気で病の床にあるとき、五郎はここぞと看病し、思い切って口説きにかかる。
    しかし、乳母ももとは武家の血を引きプライドも高く、あっさりと振られてしまう。
    こうなってはと力づくでわがものにしようとすると、乳母のピンチと金太郎が怪力で手近
    の大石を高く持ち上げ五郎に迫る。驚いた五郎はあわてて逃げようとして断崖から落ちて
    死んでしまった。五郎の落ちた断崖を「五郎が滝」といい、金太郎がその時に持ち上げた
    石は、約800キロの卵型で山姥の洞窟から10メートルほど離れた巨岩の上に餅を重ね
    たように乗っていて「金太郎の力石」と呼ばれている。
    山姥と言うと恐ろしい妖怪話が多いが、ここでは恋愛話として伝わっていて珍しい。


    伝説:山姥と正月の餅
    ある年の暮れ、大滝山の麓、九頭長竹の部落で、老婆が少しのもち米を『一緒についてく
    れませんか?』と家々を廻っていたが、薄汚い老婆の頼みを聞いてやるものはいなかった。
    老婆があきらめかけたとき、親切な若夫婦が、「自分も村一番の貧乏で、たいした量でもな
    いから一緒につきましょう」と快く請合った。老婆から預かった米を加えてつくと、つけ
    ばつくほどもち米が増え、それから毎年、同じようについてやると、餅だけではなく秋の
    実りの量も増えて、ついに一家は部落一の裕福長者になった。
    そのうち夫婦も歳をとり家を息子夫婦にゆずると、息子夫婦は汚れた老婆を毛嫌いし、例
    年より一日早く餅をついた。すると、その年は餅は増えず、翌日訪れた老婆は、がっかり
    して帰って行った。それからこの家では、餅をつけばつくほど減り、秋の実りも年毎に減
    って、ついには元の村一番の貧乏にもどったそうだ。
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