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2012.06.21 Thursday

チョウトンボ

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    チョウトンボ
    Rhyothemis fuliginosa
    トンボ科

    全長:30〜35mm
    成虫出現期:5月下旬〜10月中旬

    生息環境:水・湿性植物が多く生育する池や沼
    日下川調整池において多産、未熟は池から遠く離れた渋川や猿田でも見られる

    高知県RDBランク:なし

    虹色に輝くハネ(翅)を持つ、正に蝶のような
    印象のトンボです。ヒシやスイレンなど、水面に葉を広げる抽水植物が繁茂する明るい池沼を好み、
    成虫は6月上旬から10月中旬にかけて見られます。
    最盛期には多くの個体が集まり、乱舞状態になることも珍しくありません。

    ハネの模様は、前バネ後ろバネ共に先端部が透明のもの、後ろバネに透明部が無く、
    前バネ先端にも虹色光沢があるものまで千差万別です。
    またハネの色は普通、オスが青緑や青紫色、メスは黄緑色ですが、メスにはオスと同じ色調をしたも
    のも少なくありません。

    10年余り前、図鑑用に高熱を発する写真撮影用電球を使ってこのトンボのオスを撮影していたときのこと、
    ライトのスイッチを入れ僅か数秒後、緑色だったハネの色が瞬時に青紫に変わりました。
    つまり、オスのハネの基調色の違いは日焼けが原因だったのです。
    金属光沢があるハネは真夏の強い日差しを反射させ、体温上昇を防いでくれます。

    そんな暑さ対策に長けたこのトンボが、体の受光量を少なくさせるために棒杭などで逆立ちや、
    ぶら下がりのポーズをしているときは熱中症警報です。速やかに涼しい場所へ避難してください。

    村内では岡花調整池に多産しており、
    沖名の渋川や猿田などでみられる未熟成虫も多分、同調整池からの飛来でしょう。
    「飛行機トンボ」という俗称もあるほど、チョウトンボは飛翔力にも優れているのです。



    写真・文章協力 (社)トンボと自然を考える会 杉村光俊 常任理事

    コメント
    私もチョウトンボの翅の色が奇麗で見とれてしまいました。
    光の当たり具合でいろいろな色に輝きます。
    黒ずんだ翅の色をしていると思われる♀も見たいのですが,
    未だ見ることができないでいます。
    itotonbosanさん
    そうなんですね。
    日高村の日下川調整池周辺では、昨年はアジサイの時期からたくさんのチョウトンボが乱舞してましたので、今年は♂♀の違いも気にして見てみたいと思います。
    • 村の案内人
    • 2014.05.26 Monday 10:12
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